おっさん、 他にもクルマ持ってるでしょ! ジジのクルマ選びの外し技!

スマート フォーツー ターボ

スマート フォーツー ターボ

● 全長× 全幅× 全高:2755 ×1665×1545mm ●エンジン:直列3気筒DOHCターボ ●総排気量:897cc ●最高出力:90ps/5500rpm ●最大トルク:135Nm/2500rpm ●車両重量:960kg ●価格:226万円(税込)/メルセデスコール

ジジのクルマ選びの外し技、スマート!

「えっ!? こんなに小さいクルマでいいの?」

といぶかしがらず、貫禄と余裕のスタイルで乗れば、クルマヒエラルキーから脱却できますから!
交差点で止まったアナタの横に、1台の大型SUV。ドライバーの顔を見ると、何やら勝ち誇ったような表情で見下している。どうやら、こちらのクルマを格下かのように思っているらしい……。

あまりにも単純明快すぎるヒエラルキーというやつですね。ある意味これは「クルマ文化途上国」でしかありえません。

高いクルマがエラい!

いや、速いクルマが一番だ!

否、でっかいクルマが最高なのだ!

こうした下衆な価値観、ジジの皆様ならすでに辟易なさっていることでしょう。

そこでオススメなのが、スマート。この小さなコミューター、当初はスウォッチとダイムラー・ベンツの共同出資による開発でした(スウォッチは2000年に撤退)。ゆえに、高い安全性と環境適合性(要は低燃費)に加え、見た目を裏切る快適性が欧州各国で超絶人気を誇っているのです。

ケチで有名なフランス人なんかはスマートが大好きで、「ひところ、パリはスマートだらけだった」と岸田編集長も証言(ちなみに、編集長も初代スマート・ブラバスを所有していて、いまだガシ乗り中)。でもって、これが乗ってみると便利&痛快なことこの上ないのです。
小型軽量化をとことん突き詰めた結果、運動性能のキビキビ感はどんなスポーツカーにも負けません。また、アップライトなポジションゆえ、車体の四隅が否応なく目に入るため、狭い所での駐車なんかも楽チンなことこの上なし!

2車線道路ならUターンも余裕でかませます。かように都市生活に最適なスマートの魅力を説明したんですが、そうした機能性もさることながら、これほどまでに潔いコンパクトボディにお洒落さをも兼ね備えているからスマートをオススメするのであって、そんじょそこらの小型車じゃ「それがファーストカーだろ!」と明言されちゃいますから。

ところが、余裕かましたジジがスマートを転がしてたら、周りの人は決してスマート1台しか持ってないなんて思いません。「普段のアシはスマートで、きっと勝負グルマは他にあるんだろ」てなもんです。

そうそう、乗るときのカッコはビシっとキメたカジュアルで。イマドキならシアサッカーの縞シャツ着て、グラサンかけて、シガーなんぞを燻らせつつ信号待ち。で、信号が青になった途端にアクセルを床まで踏んで交差点を走り抜け、同時にクルマヒエラルキーにしがみつく輩に後塵を巻き散らかして欲しいもんですな。
文/高 成浩(POW-DER)
写真/望月浩彦

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