石田純一×岸田編集長モテジジ対談《ジジ、それぞれのクルマ論(その2)》

「昔の若者は、赤貧でもカッコいいクルマに乗ったもんだけどね……」

岸田編集長愛用の初代スマートブラバスに比べて、ちとマイルドな印象になった新型。でも、小さくて機能的なシティカーとしての本分は健在です。

岸田 やっぱり道楽クルマと家庭クルマは分けないとダメだよね。クルマに興味がなくて家族で少年野球に行く人にはミニバンが便利だから、ファミリーカーに乗ってる人を非難はしません。われわれはクルマ好きだから、家のクルマには魂売っちゃってもいいかな、というのはある。

石田 名言ですね。僕も家のクルマなら魂を売ってもいいけど、でもやっぱりスピリットが感じられないクルマは嫌! カイエンは、SUVでもポルシェはポルシェだったんで、だからあんなに高いお金を出して突っ張りましたよ。だって奥さんはクルマなんてなんでもいいって言うんだもん(笑)。奥さんにはフェラーリ注文したなんてとても言えませんよ。家に持って帰れないから、箱根に置いておこうかと思ってます(苦笑)。

岸田 私も朝、ポルシェの暖機をしていると嫁から携帯に電話がかかってきて、「近所迷惑だから、はよ行かんかい!」って(笑)。

石田 女性は実利ですからね。いまも生まれてくる子どもの学資を心配していて、僕は宵越しの金は持たない主義で、全部使っちゃうけど。子ども達にはモノの考え方やお金の稼ぎ方は教えても、お金は残さないよって言ってます。

岸田 ところで、自動運転とか電気自動車ってどう思う?

石田 イーロン・マスクが好きだっていうのもあるけど、アメリカまでテスラを見に行ったんですよ。

岸田 あれ速いよね。

石田 ガソリン車なんて目じゃないくらいめっちゃ速くて、自動運転も素晴らしかったですね。そのまま向こうで注文しようと思ったら、日本で買ってくれって言われて、でも日本は右ハンドルしか買えないのでペンディングになってるんですけど。うちの奥さん、生意気にも左ハンドルの方が運転しやすいって言うもんだから。

岸田 そっちの楽チン方向もしっかりウォッチしてるのがさすが!
いつまでも好きなクルマに乗っていたいよ

いつまでも好きなクルマに乗っていたいよ

岸田一郎
KISHIDAICHIRO

1951年生まれ。大阪府出身。岸田語録では「ちょいワル」が有名だが、実は「カジュアル〜〜」を広めたのもこの人。中古のポルシェを「カジュアルポルシェ」と謳い、自らも964系タルガに乗って、カッコいいジジの先頭に立っています。


文/サトータケシ

《続く》


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