「パツパツ細っ」から「貫禄ワイドシルエット」に穿きかえる!

以前、スタイリストの草分け北村勝彦御大を取材した時に「50歳を過ぎるとお尻が垂れてくるから、次第にワイドパンツを選ぶようになる」と、おっしゃっていました。

そういえばナイジェル・ケーボン氏も年中ワイドなカーゴパンツです。
自分のことをワカってるジジは自然とこのシルエットを選ぶんですね。

さて、今まではワイドなタック入りのスラックスがジジのワイドパンツの定番でしたが、もう少し気取らないコーディネートを楽しみたい時もあるもの。

そんな時に選択肢に上がるのが、ペインターパンツやカーゴパンツ、デニムパンツといったアイテムでしょう。

若い頃に散々はいてきたと思いますが、最近はご無沙汰だったジジも多いのではないでしょうか?

40代の頃はスリムフィット命だったかもしれませんが、この歳になってくると逆にそのルーズでカジュアルな感じが気分。

久しぶりに足を通してみるとなかなか新鮮なもんです。

ワークパンツがベースなので、スラックスのように汚れも気にしなくていいし、生地も丈夫なので公園でワンちゃんの散歩がてらデートなんて時にもバッチリ。

ワイドでカジュアルなパンツなら、今まで出かけなかった場所にも足を運んでみたくなること請け合いなのです。

米軍正式採用メーカーの本格カーゴ

コットン100% ながらシャカシャカ感のあるリップストップ生地を使用。
ヒップ部分が丸くカッティングされたクラシックなミリタリーパンツの仕立てを採用しており、お尻の垂れたジジでもバックシルエットを美しく見せてくれます。
裾のドローコードを絞ってジョガー風にはくのもアリです。

8500円/プロッパー(ハイ! スタンダード☎03-3464-2109)

ニットジャケットと合わせ、直球アメカジにならずに穿きこなす

カーゴパンツをT シャツやカジュアルなシャツと合わせてしまうと、場違いなアメカジじじいになりがち。

ジジならジャケットと合わせてそのミックス感を楽しみます。
それもプレーンな素材のジャケットではあまりにもミスマッチ過ぎるため、ニットジャケットあたりが最適でしょう。

パンツは上と同じ。
ジャケット4万8000円/ティージャケット(ビームス ハウス 丸の内☎03-5220-8686)
T シャツ4万6000円/フェデッリ(トレメッツォ☎03-5464-1158)
時計66万円/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン☎03-3436-0011)
シューズ 9万8000円/フラテッリ ジャコメッティ(ウィリー☎03-5458-7200)
スカーフ3700円/ピエール=ルイ・マシア(ラ ガゼッタ 1987 青山店☎03-5468-5330)

文/奥山泰広 写真/村本祥一(静物)、平井敬冶(人物) ヘア&メイク/荒木修一

GG2018年7月号より