ハゲに勝つ!そのハゲには理由がある ハゲかっこいいハリウッド3大ハゲ完コピヘアカタログ

ジジ・ハゲの皆様、カッコよくハゲてますか?

頭皮の涼しさをハートの温さでカバーしまくっているでしょうか?
あるいは、財布の温かさで補っていたって問題なしです。

要は、"ハゲてたほうがお得"感を醸し出せていさえすれば、ジジ的には大成功ってわけなんです。
今回のシリーズ「ハゲに勝つ!」テーマはどんな人だって、あのハゲを完コピすれば、カッコよくならざるを得ないヘアカタログ。

あの外タレのM字ハゲ、あのジジの頭頂ハゲだって、カッコいいハゲには"お得に見える"理由がある。カットのポイントから、仕上げのポイントから隠しワザにいたるまで完コピまでの詳細解説いたします!

M字ハゲのテクニシャン ジュード・ロウ

M字ハゲって、下手こきゃ一気に〝圏外〟になる領域です。なのに、もしかしたらこっちのほうがカッコいいんじゃないかとまで思わせて、ハゲの地位向上に貢献したと言われるのが、このジュード・ロウ様。

ポイントは、ハゲてるところとハゲてないところの”透け感”を均一にしているところ。
ハゲとは、ないところが目立つからハゲ感がでるのであって、ならば、あるところを薄くしてハゲ感を薄めようというのがこのカモフラージュ。多めにカットしているのに、結果的にハゲ感が薄まっているのがテクニックです。

また、不精髭で”盛って”いるところも、クレバーな対策です。髪の毛は梳いているのに、頭部全体で何となく毛がある感。もうM字の食い込みなんか、怖くない。
ハゲじゃねぇ。髪型だ。その領域こそが勝者の居場所

ハゲじゃねぇ。髪型だ。その領域こそが勝者の居場所

【カットポイント】
ポイントM字ハゲ攻略の最大ポイントは、薄いところと濃いところの”透け感”を均一にすること。
薄くなると、少しでも毛を残したいのは人情だけど、むしろ濃い部分を薄い部分に合わせて梳くことで、ハゲ感が薄まるのです。不精髭にちょっと足したぐらいの髭をたくわえ、頭部トータルの毛量を増やしておくのもいい対策です。重要なのは、ハゲている部分とそうでない部分、またおでや頬などの皮膚の部分の境目を馴染ませるようにすること。
〝透け感〟の感覚を把握できるマイ・へア・スタイリストを確保することが重要です。

【隠しワザ】
M字ハゲの人は、実は頭頂部分もいっちゃっていることが多く、前にばかり気を取られていると、後ろですべてがバレる、という事態にもなりかねません、透け感は、M字部分だけでなく、頭頂部をもカバーするように。前から後ろから、均一にカットするのがコツ。

【仕上げポイント】
M字部分をキレイに整え過ぎないこと=境目をなるべく曖昧にすること。バッチリ整えてしまうと、時代錯誤な昭和のオヤジ感に。M字部分、つまりは“中州”の毛に遊びを持たせ、ワックスなどで
クシュクシュしてみると意外とお手軽にイケてる感が出せるでしょう。

つるっぱげのレジェンド ブルース・ウィルス

潔く、毛髪と決別して成り立つのが、いわゆるつるっぱげ。それは巨匠、ブルース・ウィルスが歩んできた道程です。

このハゲ型をおススメしたいのは、逆説的ですが、ちょっと早めに毛髪が危うくなってきた、いわゆる若ハゲ。
散り逝く毛髪に未練を残さない心意気もあっぱれながら、実はこのハゲ、頭皮が丸出しになるために、〝若々しい頭皮〟こそが勝利の要因になるのです。つまり、じじいより、若いハゲのほうが、勝算が高い。頭皮も年を取るって知ってました?

つるっぱげなんだから、剃れば簡単じゃん、と思いがちですが、実は意外に手がかかる。ポイントは、清潔なつるんと感を保てるかどうか。丸出し状態だからこその、高い美意識を持ちましょう。
つるっぱげは頭皮のツヤで圧勝する!

つるっぱげは頭皮のツヤで圧勝する!

【カットポイント】
つるっぱげなんだから、ただ剃ればいいと思っているあなた、それだけでこのハゲは失敗します。
ますは、つるっぱげを自分でカッコよく剃れると思うのが間違いのもと。プロの手で、0.1ミリ幅のバリカンで、まずは美しいつるっぱげ状態を作ること。
その上で、カットの周期は週イチぐらいの高頻度を心がける。え~、ムリ~。と思うアナタ、このハゲ型は、何と言っても清潔感のあるつるんと感が命なんです。
大胆にハゲているからこそ、目立つ生え立ての毛。頭皮のツヤ感。ブルース・ウィルスを目指すなら日々のこまめな手入れぐらいは覚悟が必要。

【隠しワザ】
つるんと感が命のハゲに、隠れたワザはないんでございますが、強いていうなら、髭剃りは1日2回行うなど、毛を生やさない対策が清潔感のポイントに。
また、毛がないぶん、目だってくるのが眉毛。頭部に存在する唯一の毛のスタイリングが、すべての印象を左右します。一度、プロも委ねる手も。

【仕上げポイント】
つるっぱげだから、仕上げなんかいらないというのは錯覚です。1日2回のダブル髭剃りは習慣にするとして、無自覚なジジに行っていただきたいのが、頭皮のケア。
老けた質感、シミ、シワを野放図にしていてはいけません。頭皮用のエイジング対策製品ってあるんですよ。これおススメ。

波平ハゲの貫禄ジジ ショーン・コネリー

ここまで来れば、ハゲは最強、とまで思わせるのが、ショーン・コネリーが牽引する頭頂ハゲ。さすがは〝サー〟の称号を持つ、正統派ジジの貫禄です。

けれど、このカッコよさを見て、コピろうと思ったら、一度じっくり胸に手を当ててみたほうがいい。この人のカッコよさとは、正統派のバーバーを従えている〝整髪感〟。

そこにある毛の一本一本まで支配しているかのような完成度の高さ。たくわえた髭は、もはや骨格と同じポジショニングでサーの輪郭を形成し、頭頂部に毛がないからこそ目立つ眉毛にも、きちんと手を入れた痕跡が。ここを目指すなら、英国の香りがする正統派の床屋を探せ!
正統派バーバー感が出せるまで立ち入り禁止の神域

正統派バーバー感が出せるまで立ち入り禁止の神域

【カットポイント】
頭髪からつながる髭までをひとつの〝デザイン〟として捉え、頭髪+髭で、顔の輪郭を形成する
こと。このタイプのハゲに不精髭はNG。あくまでも〝整髪〟している、〝調髪〟しているというきちんと感を出すこと。
髭の形、髭の整え方は、もはや髪と同格です。髭の手入れやあらゆるグルーミングに造形が深いと思わせる”オーラ”なくして、このハゲは成り立たない。
頭頂部唯一の毛である眉毛も、お手入れ必須。今どきのヘアサロンではなくホテルに鎮座しているような正統派のバーバー(床屋)が背後に透けて見える、ミリ単位の調整を。

【隠しワザ】
コネリーハゲには、貫禄というものが必須で、上っ面を真似ても逆に本物か否かがバレるため、かなりの覚悟とある程度の自信のあるジジしか、手を出してはいけない。人の雰囲気もオーラも髪型のという奥深いハゲである

【仕上げポイント】
何といっても、一髪乱れぬ整髪感。頻度高く、バーバーに通う習慣も必要だし、髭のグルーミングに対する知識も必要。
つまりは相当の覚悟が必要なハゲなのです。頭頂ハゲは、そのままならただのじじい。それを貫禄に昇華させるバックグラウンドが問われます。
文/小野綾子 イラスト/小澤 怜

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