黄昏ジジの選びのキモ! ジョン ロブの「ウィリアム2」

20万円/ジョン ロブ(ジョンロブ ジャパン)

岸田…ここ最近、タック入りのテーパードか裾リブのひもパンばかりだな。

荻山…突然どうしたんですか?

岸田…いや、こういうパンツばかりはいているとだな、靴はスニーカーが増えるということが言いたいんだよ。レザーソールのドレス靴というものをめっきり履かなくなってしまった。

荻山…スーツにタイドアップという装い以外は楽ちんな足元を求めますし、その手の“ボンタン”シルエットのパンツだとスニーカーのようなボリュームのある靴が似合いますからね。

岸田…そうなんだよ。

荻山…ただ、だらしなく見えてしまう危険性もありますし、いつでもどこでもスニーカーというわけにはいかないジジもいますから、僕はこの靴をおすすめしたい。

岸田…ウィリアムだな。持ってるぞ。

荻山…ダブルモンクストラップの元祖、ジョンロブのウィリアムですが、ソールにご注目ください。

岸田…ラバーか。

荻山…はい。肉厚のラバーソールを合わせることでボリューム感が増し、さらにダブルモンクストラップはドレッシーにもカジュアルにも振れるデザイン。木型はもともとボリューム感のあるもの(#9765)ですから、前述のパンツにも合わせやすいのです。

岸田…お高くとまったレストランにスニーカーだと申し訳ないと思うこともあるけど、これなら楽ちんにして貫禄まで醸せるな。ネイビーのレザーというのもいいな。

荻山…黒だとカジュアルには合わせにくいですからね。

岸田…そんなジジ向き靴をジョンロブという名門が出してきた、というのもキモだな。細かいところを見ても、しっかり作りこまれている。20万円か。

荻山…はい。金は遺すな、自分で使え! でございます〜。
これまでウィリアムは、ウィリアム2、ウィリアム2ブーツなど時代とともにスタイルを変えてきました。今回はウィリアム2をベースに、ヘビーラグソールを組み合わせ、グッドイヤーウエルト製法やストームウエルト、キャップトウのすくい縫いなど名門の技はそのままにアップデート。
いまでこそ定番となっているダブルモンクストラップ。その元祖はジョン ロブが1945年に製作したあつらえ靴。ウィンザー公のために作ったものでした。これを1982年に既製化し、モデル名をウィンザー公のファーストネームに由来させたウィリアムとしたのでした。
文/GG編集部
写真/小澤達也

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ジョンロブ ジャパン
03-6267-6010