巻き物が主役になってしまう 時代遅れのピッティ巻き

出ました! これ見よがしなピッティ巻き。ジャケットのV ゾーンからドーンと飛び出すボリューミーな結び目! 長くたなびく両端! しかも派手な柄物のマフラーなんて巻いた暁には、完全に巻き物が主役になってしまいます。もういい加減、ピッティ巻きはお洒落し始めた若造に任せ、ジジはシンプルさで勝負しましょうよ。コンパクトな巻き物にシフトした方が、絶対に楽チンですから。




お〜っ寒いっ!


  大して気温は低くもないはずなのに、寒さが身に染みるようになったジジには、寒風を防ぐ襟元の巻き物が必須です。マフラー、ストール、スカーフ、スヌード……、いろいろ種類がありますが、ちゃんと使いこなせていますか?

〝私は愛用のロングマフラーをいつもピッティ巻きしています〟だって?

 いますぐそれおよしなさい。  

 襟元盛り盛りでものすごい寒がりに見えてしまいますし、肩も凝る。第一、巻き方が面倒臭い。周りからは、このじじい頑張ってるなと冷めた目線が。

ジジならば、さりげない巻き物使いで、暖かいのに加え、品を漂わせ、余裕をかますべきなんです。そのために活用したいのが、スモールサイズのチビチーフ、変形バージョンのひし形スカーフ、そして大判ストールです。  

 どれを使うにしても、ポイントは、コンパクトに巻くこと。端っこをたなびかせたり、襟元にボリュームを出し過ぎると、お洒落自慢な下品じじいに陥ります。

ジジの巻き物は、控えめかつエレガントに、それでいてしっかり暖かく、が基本です。ここでは、そんな巻き物の選び方と巻き方を指南いたします。勘違い盛り盛りじじいからの脱却を!

文/高須賀 哲

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