美食ジジが太鼓判!極上全国お取り寄せ《天たつ「越前仕立て汐うに」》

1グラムに1個の雲丹!? 大胆不敵な贅沢使いは、まさに雲丹の宝石箱や〜!

 北風が身に染みるこの季節には、家でしっぽりと日本酒でも飲みたいもの。

 舟唄の歌詞よろしく、肴は炙ったイカでもありなのですが、ここはちょいと奮発を。江戸時代には徳川家への贈答品だったという大変ありがたい汐うにで1杯!
 というのはいかが?

 汐うにを作り続けて早200年以上という越前福井の『天たつ』は、旧越前福井藩主松平家の御用商人として代々、「越前仕立て汐うに」を一手にとりまとめていた老舗中の老舗。

 江戸幕府へ各地より寄せられる品々の中で、「長崎奉行のからすみ」「尾張公のこのわた」と並び「越前公の越前汐うに」は、日本三大珍味と称されてきたお墨付きです。

 何がそこまで貴重なのか?

 というと、なんと100gに100個のバフンウニの卵巣を使用している贅沢品。雲丹の王様というべき存在なのです。

「余分なものは一切加えずに、独自ブレンドした海塩のみを代々調整しながら今に至っています」と、現11代目の天野準一さん。「味は、代が替わるときに必ず変化させなさい」と伝えられてきたとか。

 成長を続ける老舗の味は、決してブレないポリシーにこそ継承されていくものなのでしょう。

越前仕立て汐うにとは、バフンウニの卵巣に塩のみを用いて、日持ちする保存用の雲丹として加工されたもの。江戸時代より、越前国(現在の福井県)の海岸で採れたバフンウニを天たつの独自製法で手間暇をかけて仕上げている。

添加物を一切使わずに雲丹ならではの色ツヤと味わいを生かす職人技には、驚かされる。

 届いた桐箱のフタを開けると、まばゆいばかりの汐うにがあふれんばかりにぎっしり。
 磯の香りがふわりと鼻孔をくすぐり、期待値が一気に高まります。

「上あごの裏に小豆粒くらいの量の汐うにをつけて、それをなめながら酒を1合飲むのが粋な飲み方です」というアドバイス通りに早速試してみると、濃厚かつ、絶妙な塩梅の汐うにが口の中を華やかに満たしてくれます。

 塩漬けしているとは思えない程の新鮮さと芳醇な味わいは、もはや官能的。

 炊き立ての熱々ご飯にのせたり、焼いたトーストに塗ったり、パスタ等にも合いそうです。
 ジジ殿達には、この汐うにをアテに日本酒で乾杯してほしいものです。

 1合で足りるかどうかは、保証できませんが(笑)。

日本国経済産業省推奨品をはじめ、国内外の数々の認定品になる程の実力派。バフンウニの卵巣と塩だけで仕上げた熟成うには、軽量かつ常温で持ち運べるため手土産に重宝。1度食べたらリピート必至だ。




【問い合わせ】
天たつ
福井県福井市順化2-7-17
☎0776-22-1679
月〜土曜9:00〜18:00/日曜•祝日10:00〜17:00/不定休
http://www.tentatu.com
※オンラインショップで購入可


文・スタイリング/川越晃子 写真/八巻典千代 撮影協力/UTUWA

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