“物忘れ”の増えたジジが、今のうちにやるべきことは?その2

ヤバイ〝もの忘れ〟、大丈夫な〝もの忘れ〟 M C I(軽度認知障害)との違いは?

さて、冒頭にも登場した「MCI(軽度認知障害)」について、もう少し詳しくご説明しましょう。

単なるもの忘れ(良性健忘)と認知症の間にある、いわゆるグレーゾーンがMCIという時期。

例えば、「昨日の昼メシ、何食ったっけ?」というもの忘れなら、「すごいボリュームでしたよねー」なんてヒントを貰えれば容易に思い出すことができる。
しかし、認知症では「食事をしたこと」自体が記憶からすっぽり抜け落ちてしまう、といった具合。

良性でも、「財布など、大事なものをよく失くす」、「慣れている場所で道に迷った」といった生活に支障のあるもの忘れがここ数年で増えたなら、グレーゾーンに突入していると考えた方がいいかも。
ただし、見極めが難しく、「好奇心や意欲の低下」などは、うつ病や男性ホルモン低下による男性更年期症状などが原因であることも少なくないので、素人判断は禁物!

いずれにせよ、もの忘れを煩わしいと感じたら、少しでも早く〝もの忘れ外来〞を受診し、専門医の診断を仰ぎましょ!

今のうちにやっておけば安心! 〝もの忘れ〟検査ってどんな感じ?

病院に行くのって、イヤですよね。それも、「たかが〝もの忘れ〞ぐらいで、なんで?」ってお気持ちもよくわかります。
でも、肌や髪同様に、〝脳を若々しく保つためのエステサロン〞と思えば、グッとハードルも下がるはず! 
実際、今野ドクターが院長を務めるブレインケアクリニックは、アンチエイジングにも詳しく、脳からの〝若返り〞も期待できそう!

「実は、脳は40代からすでに衰え始めています。その後も続く長い人生を、いかに快適に過ごすかは脳のケアにかかっています」

と今野ドクターは言います。脳に良いとされる食材やサプリメントも、摂り過ぎると逆効果の場合も。まずは認知機能、さらに血液検査などによる遺伝性、体組成検査、自律神経検査などを組み合わせて、総合的に診断。
ひとりひとりに合わせて、カスタムメイドで治療法やオススメのサプリメントなどを提示してくれるのが、今野メソッド。
認知症と診断されない限り、投薬も控えます。できるだけ自力で〝心の健康〞を保てるよう、サポートしてくれます。
高濃度ビタミンC、必須栄養素などの各種ビタミン・ミネラルをブレンドしたマイヤーズカクテルの点滴なども用意され、足りない栄誉素もサポート。これらも、脳やカラダの健康維持に大いに役立つことでしょう。

待合室にはたくさんの本やパズルも用意され、ちょっとした〝脳トレ〞が体感できます。

「筋肉と同じように、脳も日頃から〝鍛える〞ことが大切。適切な刺激を与え続けることで、脳は活性化されます。囲碁や将棋、チェスなど頭を使うゲームもお勧めですが、できれば太陽の光を浴びながら楽しむ屋外スポーツを取り入れて欲しいですね。適度に紫外線を浴びるとメラトニンやビタミンDなどが生成され、より良い睡眠や丈夫な骨作りが可能となります。〝もう、トシだから〜〞とチャレンジする気持ちを失わないでいただきたいですね」

と、今野ドクター。

まだまだオネェちゃんにモテたい! 遊びたい! 楽しいことをいっぱいしたい! そんなジジなら問題ありませんが、たまに〝くたびれたな〞と感じたときは、ご無理をなさらずに心のケアを!
ブレインケアクリニック

ブレインケアクリニック

心療内科・精神科・内科
東京都新宿区左門町13 磯部ビル2 階
☎ 03-3351-3386 http://brain-care.jp
※もの忘れ・認知症予防プログラム9 万7800 円~。

医学博士 今野裕之院長

医学博士 今野裕之院長

博士(医学)。精神保健指定医。日本精神神経学会専門医。日本抗加齢医学専門医。医療法人幸和会美咲クリニック顧問。一般社団法人瞳美容研究所顧問。順天堂大学では老化や認知症に関する臨床研究に従事。美咲クリニックにて「こころの健康外来」でメンタル不調を訴える人々に対し、アンチエイジングの観点を加えた包括的な治療を実施。また、昨年よりブレインケアクリニックを開院し、脳と心の健康を総合的に維持する「ブレインケア」の概念と認知症予防治療の普及に取り組んでいる。