ジジ的名品大図鑑「ハイゼック」

WATCH - September 2018

ジジ的名品大図鑑「ハイゼック」

破天荒な創造性が生み出した稀有な高級腕時計

Kilada キラダ(KN4126B01)

Kilada キラダ(KN4126B01)

ハイゼックがブランドデビューした1997年、ウォッチコレクションをスタートさせた際のファーストモデルが「キラダ」。ギリシャ語で”橋”を意味する名前のとおり、橋梁のような緩やかなカーブを描くケースフォルムを採用。ケースサイドには現代建築をイメージさせるメタルパーツをセットし、現代的な意匠と巧みな人間工学を融合させた逸品です。980万円

時計は時刻を知るための道具であると同時に、どんな嗜好の男も堂々と選ぶことができる唯一のアクセサリーでもあります。手首にはめた〝小さな塊〞が、その人ならではの個性やこだわりを主張するため、時計選びには細心の注意と配慮が必要になります。また、巷にはメディアが発信する豊富、かつ最新の時計情報が氾濫しているため、全国1000万人の時計ファンの目が肥えているという事実も侮れません。そのおかげで必死に、真剣に選んだ時計を披露しても、「な〜んだ」というひと言で済まされてしまうという由々しき事態も!? さぁ困った……。

そんな心労気味のジジにオススメなのが、1997年にスイスのモルジュで設立されたブランド『ハイゼック』です。設立者のヨルグ・イゼックは東ベルリン出身で、ドイツの芸術専門学校を卒業後、ロンドン・アカデミー・オブ・アーツへ留学します。そこで現代アートの基礎を習得した後、ロレックス社のデザイン部門に4年間従事。そこでの貴重な体験を基に独立し、自身のデザイン会社「ハイゼック スタイリング」を設立。すぐにカルティエやティファニー、ブレゲといった名門ブランドからデザインの依頼を受けます。そして、設立当初に手がけていた高級筆記具の経験も生かし、人間工学に基づいた腕時計を製作。こうして壮麗なデザインと卓越した機能を併せ持った腕時計、すなわちハイゼックが完成したのです。

アクティブなジジ向きモデル「アビス」の新作が登場!

Abyss アビス(AB4403R01)

Abyss アビス(AB4403R01)

「アビス」は堅牢で武骨でありながら、美観をも備えたダイバー・クロノグラフです。ダイナミックでパワフルな外観に、ハイゼック独自のブロッキングベゼル・システムをはじめとした斬新な機構を搭載するこのシリーズは、同ブランド中でも異色な存在。ラグジュアリーな輝きを放つ44mm の18K ゴールド・ケースは、人生の酸いも甘いも経験したジジにこそ似合います。クロノグラフ自動巻き(パワーリザーブ42 時間)、ケース径 44mm、18k ゴールド・ケース、ラバーストラップ。720万円。

ヨルグ・イゼックの創造力によって生まれた、刺激的かつ挑戦的なフォルムとスペックを持つタイムピース。彼のDNAはハイゼックのモデルの中に、脈々と息づいているのは間違いありません。その象徴といえるのがこのアビス……エッジが効いたラウンドケースには、イゼックの熱い想いが埋め込まれています。

そもそもアビスは、複雑機構時計を積極的に展開するハイゼックが、一方で2003年から始めたベーシックモデル充実の一環の中で生まれたモデルのひとつです。現実的なプライスゾーンに設定されたコレクションは、堅牢性を感じさせながらも美しさをアピールするクロノグラフです。特に「アビス・ディスカバラー」の新モデルは、技術面でも芸術面でもより一層進化を遂げ、最新のライフスタイルに合わせたアップデートが魅力です。海も街も楽しみたいジジに最適の傑作です。
文/高 成浩(POW-DER) 写真/村本祥一

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